中年女性のからだのなやみ

美容

生理の変化

女性は毎月の生理があって、
症状は人によってさまざまだと思います。
今日は私(40代)の生理の変化を
書いてみることにしました。

出産を機に生理痛がひどくなった

出産するまではこれといった悩みはなかったのですが、
2度の出産のたびに生理痛がひどくなりました。
周りのママたちは出産したら生理痛が楽になった
という人の方が多かったように思いますが。


35歳を過ぎた頃から、
それまでは生理中、2日目辺りが一番出血して
その後数日かけて徐々に
出血量が減るようなサイクルだったのが、
生理が始まっても出血量が少ないと思ったら
終わり頃に突然多量に出血したり
かと思えば以前と同じような月もあったりと
生理中のサイクルが不安定になり
予測がつかなくて困るようになりました。
(買い物中、思っていた以上に出血して
ナプキンを付けていたにもかかわらず
デニムパンツを真っ赤に染めてしまったことも)

イライラがとまらない

そしてPMS(月経前症候群)の症状がひどくなりました。
これまでは生理痛、そして徐々に
腰痛の症状が出るようになっていましたが、
だんだんとイライラするようになり、
家族に当たり散らしていました。
生理前の半月くらいはイライラしていたので
家族は迷惑だったと思いますし、
突然沸き起こる感情を抑えられず、
自分をコントロールできないことに
さらにイライラして、悪循環でした。

ピルいいよと友人に言われ

PMSの症状にピルが効果があることは知っていたけれど
病院に行くのが面倒という気持ちがあって
ためらっていましたが、
友人のひとりに相談したところ
彼女はもう何年も使っていて
とても快適だと言う。
ネットで調べてみると、自宅近くの婦人科に
ピル相談窓口があることもわかり
行ってみることにしました。

服用して感じている効果

婦人科の窓口のフロアにピル相談カウンターがあり、
そこで看護師の方の問診を受け、
ピルを出してもらうことにしました。
服用を始めて半年くらいは
吐き気や胸の張り、頭痛など
ひととおりの副作用がありましたが
(大抵は3か月くらいだそうです)
それ以降は生理前のイライラがなくなり、
生理痛もだいぶ軽減されました。


イライラしなくなったことは
想像以上に快適だと感じています。
歳をとったことも理由でしょうが
ここ最近は出血量が減ってきている気がします。
(月によって多少変化します)
それからもうひとつ、
吹き出物ができにくくなったのも
嬉しい変化です。
(ニキビが改善するということも
窓口で説明されました)

ピルにはほかに、子宮内膜症の改善や
卵巣がん、子宮がんの予防など
複数の効果があるそうです。

ピルを服用して思うこと

私は服用を始めて4年ほど経ち、
ピルを飲むことで、日常生活が
とても快適になったと感じています。
なにより家族に当たり散らさなくなったのは
私にとっても家族にとっても本当によかった。

低用量ピルは
生理がはじまる10歳ころ~50歳ころまで
服用ができるとされていますが、
ピルの副作用のひとつに、血栓症などの
心血管系の病気になるリスクが少し高くなる
ことが挙げられているのと
40歳以降はそもそも血栓症などのリスクが増えるため
服用は医師に相談して決めるとよさそうです。


食事に気を配ったり定期健診を受けることで
可能な限り薬のリスクを減らしながら
これからもピルの力を借りて
閉経まで快適に過ごしていけたらと思っています。